最新のRADEON用ドライバ「Catalyst 9.12」では、GPU Scalingを有効にする方法が非常にわかりにくくなっています。
GPUスケーリングとは、ディスプレイに対して「パネル全体に全画面表示」「アスペクト比を維持して全画面」「ピクセル原寸で表示」をドライバ側で処理して表示する機能です。
高機能な液晶ディスプレイであればディスプレイ側で処理してくれるのですが、低価格製品では特に「アスペクト比を維持した全画面」が省略されることがあり、ワイド液晶でプレイすると横長に表示されてしまっていました。しかし、GPUスケーリングを有効にすると、安い液晶ディスプレイでも正しく表示されるようになるわけです。
・Catalyst Control Centerを起動する
・画面解像度を、パネル解像度より低くする
・いったんCatalyst Control Centerを閉じて再度起動する
・「デスクトップとディスプレイ」を表示
・左下の液晶ディスプレイのアイコンで右クリックし、「設定...」を選択
・GPUスケーリングをオンに、アスペクト比を維持、を選択。OKボタンを押して設定を確定。
・画面解像度をパネル解像度に戻す
以上です。
設定がデスクトップとディスプレイの左下のアイコンからしかアクセスできなくなったのがわかりづらいのと、画面解像度がパネル解像度と同じ時は設定画面でGPUスケーリングが選択できない状態になっていることの2つが問題ですが、いったん設定すれば解像度設定にかかわらずGPUスケーリングが動作します。
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