Windows 7 64bit版でエロゲー

カラフルハート 〜12コのきゅるるん♪メモリアルエディション〜


確認に使用したのは、「カラフルハート」の最初のパッケージ。

「カラフルハート」は、Windows7 64bit版（ビルド7600）では動作しませんでした。インストールは完了するものの、起動しようとすると「ColorfulHeart.exeは動作を停止しました。問題イベント名　BEX ……」とエラーが出てゲームを開始できません。

また、セキュリティソフトのNOD32がcolorfulheart.exeをマルウェアだと認識してインストールを阻止するため、インストールが完了しないという現象もありました。

同様の現象が後期パッケージでも発生するかは不明です。


VirtualBox上のWindowsXPでは問題なく動作しました。（ATAPIコマンドのパススルー設定済みの状態で確認）

Windows7でゲームが動かないケースとしては

　・プロテクト用ソフトが対応していない
　・メモリリークや異常なポインタを使用することによるメモリ違反がある（現象としては不定期に落ちる感じです）
　・フルスクリーンの取得方法が独自でWindows7に対応していない（この場合はウィンドウモードでは動作する）

などがあります。逆に考えれば、「Windows7 64bit版だからといって、それだけでゲームが動かないわけではない」というふうにもいえますね。プロテクトのかかってるゲームが多いので、問題が起きやすいジャンルのソフトであることは否めませんが。

64ビットWindowsでは署名済みドライバしかインストールできなくなった、などドライバ周りの仕様変更もありますが、ゲームで独自デバイスドライバを組み込むことは通常ありませんので、署名ドライバに起因する不具合はゲームについてはあまり考えなくていいと思います。

MAPLE PACK

メイプルぱっく収録版（version 1.30）にて確認しました。

Windows7 64ビット版（ビルド7600）で動作しました。

インストールはDVDメディアからおこない、特に権限の設定を行わなくても、ウィンドウモード、フルスクリーン高画質モード、フルスクリーン低画質モードとも問題なく動きました。

MAPLE PACK

メイプルぱっく収録版（version 1.30）にて確認しました。

Windows7 64ビット版（ビルド7600）で動作しました。

インストールはDVDメディアからおこない、特に権限の設定を行わなくても、ウィンドウモード、フルスクリーン高画質モード、フルスクリーン低画質モードとも問題なく動きました。

ビーチクビーチ 〜南国乳辱撮影会〜


Windows7 64ビット版（ビルド7600）で動作しました。

インストールはDVDメディアからおこない、特に権限の設定を行わなくても、ウィンドウモード、フルスクリーンモードとも問題なく動きました。

微少女 初回限定版


Windows7 64ビット版（ビルド7600）で動作しました。

インストールはDVDメディアからおこない、特に権限の設定を行わなくても、ウィンドウモード、フルスクリーンモードとも問題なく動きました。

ドキドキ母娘レッスン 〜教えて♪ Hなお勉強〜


エロくていいですよね！特にヒロインの亜貴さん（パケ絵右の巨乳お母さん）！

というわけでレッツインストール！・・・失敗。

「ドキドキ母娘レッスン」は、Windows7 64bit版（ビルド7600）では動作しませんでした。

Windows7 64bit版に直接インストールしようとすると、DVD-ROMからのインストールは完了するものの、初回起動時のディスクチェックで「reg.exeは動作を停止しました」というエラー画面が出てゲームを開始できません。

（2010/4/30 追記：DMMでダウンロード販売されている「ドキドキ母娘レッスン」については、Windows7 64bit版にインストールしてプレイ可能でした。）

VirtualBox上のWindowsXPでは問題なく動作しました。（ディスクプロテクトのため、ATAPIコマンドのパススルー設定済みの状態で確認）

つよきす

Windows7 64ビット版（ビルド7600）へのインストールおよびウィンドウモードでの実行が可能です。

フルスクリーンモードは正常に動作しませんでした（画面がちらつき続けます。ALT+TABで「つよきす」以外のプログラムに切り替え、タスクバーからウィンドウを終了してください。）

つま恋。

「つま恋。」は、Windows7 64bit版（ビルド7600）では動作しませんでした。インストールは完了するものの、初回起動時のディスクチェックでpc.dllのエラーが出てゲームを開始できません。


VirtualBox上のWindowsXPでは問題なく動作しました。（ATAPIコマンドのパススルー設定済みの状態で確認）

シスターコントラスト!Acacia3800シリーズ

プログラム本体はWindows7 64ビット版（ビルド7600）へのインストールおよびウィンドウモード、フルスクリーンモードでの実行が可能です。

シスターコントラスト！Acacia3800シリーズ版をWindows7に直接インストールする場合は、インストール時にCinepakを選択してください。ムービーにWMV、Indeoを選択すると、ゲーム中に再生できず、演出に問題を起こします（OP曲が聴けない、カットインムービーが出ないなど）。

また、Windows7 64bit版の流儀からすると32ビットアプリケーションは「Program Files (x86)」にインストールされるのですが、インストーラが決めうちするようで「Program Files」を使用しようとします。どちらでも動作するので問題はありませんが、気になる人は気になるかと思いますので、その場合は、手動でインストール先フォルダを選択し直してください。。

ドキドキ母娘レッスンなど、いくつかのゲームは64ビット版Windows7ではインストールも起動もできないのですが、そういうときに便利なのが仮想PCソフトです。



今回使用したのは、Sun Microsystemsの「VirtualBox」です。

VirtualBoxでは、ATAPIコマンドのパススルーを設定できるので、プロテクトのかかっているROMもうまく扱える場合があります。少なくとも「ドキドキ母娘レッスン」は動きました（動かないものもあり、たとえば満淫電車DVD特別版はNGでした）。

VirtualBox上で動作するOS（WindowsXPなど）をゲストOS、VirtualBoxを動かしているOS（つまりPCで直接動いてるOS、ここではWindows7）はホストOSと呼びます。

Windows7側の設定
・VirtualBoxをインストールする

VirtualBox上のWindowsXPの設定
・ゲストOSのWindowsXPをインストールする（念のため、環境が安定して動くことを確認するまではライセンス認証を遅らせるのがいいでしょう）

Virtual Boxの仮想マシン設定
・CD/DVDドライブの設定で「パススルーを有効化」をオンにする（ドライブの設定変更は起動中および仮想マシンを保存している状態ではおこなえません。仮想マシンをシャットダウンして「電源オフ」と表示されている状態で設定してください）


ゲストOSの環境をととのえる
・VirtualBoxアドインをインストールする

Virtual BoxのXPにゲームをインストールする
・ホストPCのドライブにROMを入れると、ゲストのXPからアクセスできるので、そのままインストール開始します。たとえば「ドキドキ母娘レッスン」については、初回起動のみROMが必要ですが、以後は単独で起動可能です。
・仮想PCといってもプログラムからは通常のPCに見えていますので、過去のセーブデータもそのまま利用可能です。


VirtualBoxは、個人用途であれば無料で利用できますし、MacOS用もあるので、OSを乗り換える時でも仮想HDDファイルごと移行することも可能です。また、3DグラフィックについてもExperimentalなドライバが用意されていて、ある程度なら動かすことができます（本格3Dものは厳しい）。

知名度はVMwareなどと比べると低めですが、いまのところゲーム用には問題ないレベルのソフトだといえます。


ドキドキ母娘レッスン 〜教えて♪ Hなお勉強〜

恋妻びより 〜由希乃さんは人妻管理人〜

Windows7 64ビット版（ビルド7600）へのインストールおよびウィンドウモードでの実行が可能です。

フルスクリーンモードは正常に動作しませんでした（画面が崩れます。ALT+ENTERでウィンドウモードに戻せます）

※追記：フルスクリーンモードとウィンドウモードの操作を繰り返すうちに、正常にフルスクリーンへと切り替わるようになりました。ただ、アスペクト比が崩れるため、ディスプレイ側での対応が必要です。

義母の吐息〜背徳心に漂う母の色香〜（Getchu.com DL版）


Windows7 64ビット版（ビルド7600）にてインストール、ウィンドウモードでの動作に問題ありません。

フルスクリーンモードは正常に動作しませんでした（画面が崩れます。ALT+ENTERでウィンドウモードに戻せます）

WindowsVista対応としてリリースされた「満淫電車DVD」はWindows7 64ビット版でも動作しました。

インストールはDVDメディアからおこない、特に権限の設定を行わなくても、ウィンドウモード、フルスクリーンモードとも問題なく動きました。



満淫電車DVD

満淫電車 DVD特別版（2004年発売。XP対応で解像度アップ、音質アップしたバージョン）は、VirtualBoxを使用しても動作しませんでした。

インストールされるプロテクトドライバが干渉するらしく、仮想環境のWindowsXPが起動時にブルースクリーンになって仮想OS自体が起動しなくなりました。ブルースクリーン後の再起動で起動時メニューが表示されるので、前回正常起動の構成に戻して起動し直す必要がありました。

その後リリースされた「満淫電車DVD」はWindows7 64bit環境でも動作しました。パッケージ名がまぎらわしいので注意が必要です。



満淫電車DVD（Windows7でも動作したのはこちら）

VirtualBoxでゲストOSをインストールしたらアドインをインストールします。

アドインを入れると、解像度にあわせてウィンドウサイズを自動で変えたり、マウスやキーボードのフォーカスを自動でゲストとホストで切り替えてくれるようになります（そのままだと、ゲストOSの操作をはじめるときにはマウスでクリックしなければならず、ホストOSに戻すにも右コントロールキーを押す必要があります）。

インストールは簡単で、ゲストOSウィンドウのメニューにある「デバイス（D)→Guest Additionsのインストール(I)...」を選択すると、インストーラが起動します。

Virtual Box内でゲームを動かしているときに、ゲームをフルスクリーン表示にすると、Virtual Boxウィンドウ内部がフルスクリーンになるだけで、ディスプレイ全体には表示してくれません。

VirtualBoxウィンドウ自体をフルスクリーンに設定することもできますが、ゲーム画面がピクセルバイピクセルで表示され、超額縁になってしまいます。

VirtualBoxで動かすゲームを、実ディスプレイでもフルスクリーンにするには、

STEP1：VirtualBoxのアドインを入れる
STEP2：ホストOS（Windows7）側のディスプレイのプロパティで、実ディスプレイの解像度をゲームのフルスクリーンの解像度に合わせる（640x480または800x600）
STEP3：ゲストOSウィンドウをフルスクリーンモードにする（Host+F）
STEP4：VirtualBox内ゲームをフルスクリーンモードにする

という手順が必要です。

最新のRADEON用ドライバ「Catalyst 9.12」では、GPU Scalingを有効にする方法が非常にわかりにくくなっています。

GPUスケーリングとは、ディスプレイに対して「パネル全体に全画面表示」「アスペクト比を維持して全画面」「ピクセル原寸で表示」をドライバ側で処理して表示する機能です。

高機能な液晶ディスプレイであればディスプレイ側で処理してくれるのですが、低価格製品では特に「アスペクト比を維持した全画面」が省略されることがあり、ワイド液晶でプレイすると横長に表示されてしまっていました。しかし、GPUスケーリングを有効にすると、安い液晶ディスプレイでも正しく表示されるようになるわけです。

・Catalyst Control Centerを起動する

・画面解像度を、パネル解像度より低くする

・いったんCatalyst Control Centerを閉じて再度起動する

・「デスクトップとディスプレイ」を表示

・左下の液晶ディスプレイのアイコンで右クリックし、「設定...」を選択

・GPUスケーリングをオンに、アスペクト比を維持、を選択。OKボタンを押して設定を確定。

・画面解像度をパネル解像度に戻す

以上です。

設定がデスクトップとディスプレイの左下のアイコンからしかアクセスできなくなったのがわかりづらいのと、画面解像度がパネル解像度と同じ時は設定画面でGPUスケーリングが選択できない状態になっていることの2つが問題ですが、いったん設定すれば解像度設定にかかわらずGPUスケーリングが動作します。